聖園幼稚園について
カトリック東京大司教区設立による「聖園幼稚園」は、学校法に従い、人格形成の最も大切な幼児期にふさわしい環境を与えて幼児を教育します。 すなわち、神を知り、神を愛することを通して正しい道徳観を養い、祈りと感謝の心をもち、人々と助け合い、明るく円満な生活ができるように、キリスト教的幼児教育を行うことを特色とします。
「聖園幼稚園」は学校教育法第1条に規定される教育機関であり、カトリック東京大司教区が設置する、東京カテドラル聖マリア大聖堂に隣接する幼稚園です。大聖堂前に再現されている「ルルドの聖母」は1911年に作られたものです。 幼児期は、人格形成の過程においてとても重要な時期です。この時期に、神を知り神を愛すること、祈りと感謝の心を持つことというキリスト教を基盤とした教育を行います。
キリスト教精神に基づく幼児教育を通して、神様からのプレゼントである「いのち」の大切さや、すべての人が神様の子供として愛されていることへの感謝と理解を学びます。人との関わりや周囲の出来事に心を配るやさしく逞しい子供の成長を願い、神様と人に愛される存在として成長することを目指します。「宗教」に関わる部分は、東京大司教区、関口教会と連携をして行います。
以上、日常生活を中心とした毎日の保育の中で、のびのびと自主的に行動できるように、環境を整え、他者との関係を大切にしています。
「光の子どもになりなさい。素直な子どもになりなさい。誰とでも仲良くしなさい」と教えて下さったイエス様の言葉に倣うようにします。 日々の保育の中で子どもの生活の基本である「あそび」を大切にし、その体験を通していろいろなことに気づき、考え、自身を持って行動でき、起こった事をきちんと受け止め、嫌な事も乗り越えていこうとするたくましさを育てていきます。
高く掲げられている光であっても、物陰に置かれている光であっても、光は自らが周りを照らしています。毎日の生活の中で、一人一人が自分で光り周りを照らす役割を担える子をめざします。
なんでもやってみようとする、子供たちの圧倒的に前向きな姿勢は、物事を素直に受け入れ、より良さをめざした活動を生み出します。偏りのない調和の取れた素直なこころを持つ子をめざします。
子供たちが成長して活躍する世界は、国や地域を越えて協力し合うことが当然のことになるでしょう。自分の快適な範囲を広げたり狭めたりしながら、最も良いものを協調しつつ追求することができる子をめざします。